実はこの日に死ぬ予定だった。
この日を迎えるまでの日も、幸せとは言えない日を送っていた。
人間の私利私欲の為に振り回される小さな命。
人間の“お金”に対する気持ちが強まりすぎて、他の事に目がいかない。
“お金の価値観”とは?? それはまた別の話。
先に考えないといけないのは、“命の価値観”だ。
“お金の価値観”なんて、地球上に生きる動物の中で、人間しか関係のないこと。
お金のせいで森林を削られて生きる場所を失い、
お金のせいで土をコンクリートで埋め尽くされ、
お金のせいで生態系が崩れるほどの海洋生物を殺められ、
お金のせいで生きている生物の毛皮を剥がされ、
お金のせいで、、、、書きつくせないほどの命を落とす行為をしてきている。
自分は関係ない。自分は望んでいない。
そんな話が動物たちに関係あるか?
“人間”が行っている以上、“関係のない人間”なんていない。
少なくともこの地球上にいる全ての“人間”に関係のあることだ。
人間のせいで死んでいく姿に目を背けることなく、しっかりと目に焼き付けろ。
なんて酷いことを。と思うが、これは“人間”がしていることなんだ。
僕たちと同じ“人間”がしていることだ。
これでいいのか人間の“未来”。
これでいいのか人間以外の動物の“未来”。
死ぬはずだった次の日を生きているこの子達へ“良かったね”
そして、死ぬ日の次の日を生きるということが、人間によって許されなかった他の子達へ ...
... “ゴメン”ですまないし、伝えることもできない ...
一度、この世の中を“リセット”して、
地球上の生き物全てが“平等の幸せ”を送れる世界に変えたい。
今の生活は“間違い”でしかない。